クルマで据え置きゲームをプレイする…! PS4車載計画
我ながらなんてアホなことを思いついてしまったのか…
ONEXPLAYERを購入して以来、PCゲームのプレイ環境はこれまでにないほど充実しており、既にプレイしきれないほどの積みゲームがライブラリーに貯まっている状況なのですが、本当にふと何となく、PS独占タイトルの「THE LAST OF US」や「GHOST OF TSUSHIMA」とかをプレイしてみたくなってしまったんですよね。
普段、奥様に隠れて携帯機でコソコソとゲームをしている身分としては、家のリビングで堂々とプレイすることは到底無理な訳で、であれば、我が最大のプライベート空間であるお仕事用のクルマの中にプレイ環境を作ってしまえばよいのでは??と、閃いたわけですw
ということで、まずは必要なものを考えます。
・車載電源インバーター
・モバイルモニター
・モニター固定アーム
・PS4本体
とりあえずこんなもんですかね。
ということでいろいろと勉強&物色します。
まず車載電源ですが、クルマのバッテリーはDC=直流なので、インバーターというもので、コンセントが使えるAC=交流に変換しなければならないのです。
PS4の消費電力は通常モデルで230W〜250Wとのこと(PS4 Proは310Wらしい)。
手持ちのカーインバーター(20年前位に購入)はシガーソケットに挿すタイプで80Wだったので全然ダメ
ということで、300W以上のカーインバーターを物色していたんですが、電流の波形は大まかに2種類、「正弦波(せいげんは)」と「矩形波(くけいは)」があって、パソコンやゲーム機などの精密機器は「正弦波(せいげんは)」でないと動かないようです。
矩形波の方が同じ出力でも圧倒的に安いので、あやうくそちらを買ってしまいそうになりました。
正弦波で余裕を見て500W出力のもの、そしてなるべく怪しくないものを…、ということで、選んだのがこちら。
BESTEK 正弦波 インバーター シガーソケット コンセント 500W DC12VをAC100Vに変換 USB2ポート搭載 車載用インバーター カーインバーター 12V車専用 青 MRZ5010BU-BL
BESTEK社はうっすら聞いたことある程度ですが、日本の会社なんですね。
レビューでも一応ちゃんと使えてるっぽいので、ポチりました。
んで届いたのがこちら。
この時点で、果たしてこんなに金をかけて環境構築してもプレイする時間ないんじゃないの??と少々疑問に思い始めていたんですが、一度妄想し始めたものは止められないんですよね…w
500Wカーインバーター届いたので動作確認。
— オレオレ (@oreore_games) March 9, 2022
8000円もしたけど、その必要性についてやや疑問に感じている…
仮に車載用にPS4買ったとしても、OnexPlayerで既に山ほどゲーム積んでるから、やる暇ないんだよなあ…w
やっちまったなぁ~… pic.twitter.com/QXxYSPgxiJ
で、こちらの500Wカーインバーター、
シガーソケットから電源を取っても使えるんですが、その場合は150Wまでとなります。
それより大きな出力で使いたい場合は、「バッ直」=「バッテリー直結」しなければならないんですね。
大電力を使うと負荷が大きすぎてヒューズが飛ぶようです。
ということで、インバーター注文時にバッ直用の配線(ヒューズ付き)も買っておきました。
余裕を見て3.1mの長めを注文。
バッテリー 並列 接続 ケーブル 丸端子 R4-10 インバーター 並列 ケーブル 電気機器用ビニル絶縁電線 KIV線ケーブル 赤・黒 長さ3.1m 30A ヒューズ付き
接続端子からヒューズまでついてて助かります。
ということで、我慢できないタチなので、ブツが届いたその日、仕事後の夜中にボンネット開けて作業しましたw
本当はグロメットというエンジンルームから車室へ引き込む配線をまとめたところがあるので、そこに穴を開けて通すのがスマートかつ安心なのですが、一応会社のクルマなので、無傷で原状復帰を前提としなければならないのと、めんどくさいので、助手席側のドアの隙間を通します。
DIYでは結構常套手段のようです。
ボンネットの付け根、エンジンルームの端っこに助手席側へ抜ける隙間があるので、そこを抜け道として使い、ウェザーストリップ(黒いウレタンパッキン)の裏を通してみました。
こんな感じでメインバッテリーに接続。
配線は写真右上の黒いカバー内からドア側の隙間へ。
ちなみに、この配線を通す作業、エーモン製「配線ガイド」というアイデア工具があると非常に楽チンです。というか無いと非常に難しい
エーモン(amon) 配線ガイド(フレックスタイプ) 全長約1m 4931
接続した配線はカーインバーターの赤黒各端子に取り付け。
既に電気が来ているので、ショートさせないように気をつけましょう。
※赤い配線の端子をボディに触れさせないように…!
で、助手席のシートしたにとりあえず置いてみました。
一番長い3.1mの配線にしたんですが、結構ギリギリでした。
この状態だと、クルマのエンジンON/OFFに関係なく、常にインバーターまで電気が来ている状態なので、電源を切り忘れるとバッテリーあがりの恐れもあります。
ゆくゆくは、クルマのACC電源に連動するようにリレーを取り付けたいと思ってます。
ここで第1段階「電源確保」完了!
つづいては、出力するモニターの入手です。
できるだけ予算はかけたくないけど、可能な限り大きくて画質の良いものを…、という無茶な条件で数日物色…。(ここが一番時間かかった)
1万円以内で、と思ってましたが、それだとかなり厳しいので、予算を少し広げて、最終的にはコレにしました。
ZSCMALLS 15インチ モバイルモニター/ディスプレイ フルHD 1080P IPSバネル USB Type-C/Mini HDMIディスプレイ最軽量 PC/スマホ PS3 PS4 Xbox Switch Raspberry Pi 等適用 付き(カバー付き)
聞いたこと無い中華メーカーでしかも「2021年最新モデル」とか書いているものは要注意なのは百も承知だったのですが、15,000円で15インチ、フルHD、しかもケーブル類やカバーまで付いているので、まぁまぁお買い得かな、と…。
GPDとかONE-NETの機器を使って、中華製のイメージもだいぶ変わってたのもありますw
届いたのがこちら。
測ってないけど公称770g。バッテリーが無いこともありとにかく薄くて軽い!
カバーはマグネット式で簡単に取りはずしができてスタンドにもなります。
HDMI→miniHDMIケーブル、USB-CtoCケーブル、ACアダプター(端子はUSB-C)、画面保護フィルムが付いてました。
画面左側にはmini-HDMIとUSB-C端子が2つ(下は給電用)。
画面右側には上からイヤホンジャック、microUSB-B、輝度や音量調整用のジョグダイヤル、電源ボタン。
ONEXPLAYERからUSB-Cケーブル1本で出力&給電もできます。
これがまた意外とイイ!!
ほぼ遅延を感じないレベルでキビキビ動くし、流石にフルHDだけあって画質もキレイです。
自宅や出張先ホテルの液晶テレビに何度もつないでプレイしてきましたが、本体側の液晶にくらべてもっさりしていて遅延もひどいな〜と思ってたんですが、単に古くてしょぼかっただけなのかも…。
モニター側のスペックも大事なんだなとあらためて知りました…
というわけで、お値段の割に性能的には及第点なモバイルモニターも入手し、第2段階終了。
続いてはPS4本体ですが、これはたまたま仕事のついでに某秋葉原に立ち寄り、たまたま箱なし(捨てるの面倒だから要らない)で安い出物があったので、たまたま下ろしていたお金で購入。
ほんとたまたまでラッキーでした!
Cランクと書いてあったけど、全然キレイだし、いずれSSDに換装しようかと目論んでる(クルマの振動対策)ので無問題。第3段階終了。
思い立ってからここまで9日…。
PS4を買った帰りにモニターをコンビニ受け取りで入手してそのままクルマの中で中古1,100円で買った「ラストオブアス」をプレイするとこまで来ました。
その後、最終段階として、とりあえず、ラストオブアスが安かったので買ってみました。
— オレオレ (@oreore_games) March 11, 2022
この中華モバイルモニター、軽いし意外と画質も良くていいな!#PS4 #TheLastOfUs pic.twitter.com/shvAWBldPT
より快適な環境を目指して、運転士のヘッドレストにモニターを固定するステーを購入。
こういうやつです。
多分これ↓とほぼ同じだと思います。多分…。
Anstekerタブレットホルダー 車載ホルダー 自動車後部座席用 360度回転式 4-11インチスマホ/ipad等対応
店頭で見たものはiPad11インチまでとかなので、購入した15インチモニターの実寸縦幅224mmに対応しているものがありませんでしたw
箱に幅210mmまでと書いてあるヤツをダメ元で買ってみたところ、ギリで行けたので取り付け。
セールで安くなってたのでラッキーでした。
そして完成形がこちら。
モニターに付属していたHDMIケーブルが短くて窮屈なので、これは長いの買ってこないとダメですね。
まぁとりあえずこれにてPS4車載計画、ミッション完了!
早速やりたかった「ラストオブアス」から車内プレイを楽しんでます。
ちょっとした秘密基地みたいなバカ丸出しな感じが気に入ってますw
以上、備忘録&作業記録として書かせていただきました。
同じようなことをする人がいるとは思えないけど、参考になれば幸いです…
【追記】
その後、環境に配慮して、エンジンをかけなくてもプレイできるようにポータブル電源も導入しました!
>>車載PS4用にポータブル電源EcoFlowRiverMiniを導入!コスパ抜群で性能も良し^^
【追記2】
さらに、モバイルモニターよりもさらに大画面で楽しめるよう、ArグラスNrealAirも導入しました!
>>スマートグラスNrealAirの大画面でPS4プレイ環境を構築(途中)
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