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Steam Deck、控えめに言って最強過ぎる

いや、驚いた! Steam Deck
Steamのゲーム端末の噂は前からありましたけど、正直そんなに期待はしてませんでした。
GPDやらONEXPLAYER、AYANEOがしのぎを削ってる状況で、それらに対抗できるようなモノが出てくるわけがないと勝手に思っていました。



しかし、いざ発表された仕様をみたら、なんてことでしょう!!
コレ、Steamでゲームをやる人で、携帯機を求めていたなら、まさに史上最強と言っても良いくらいの内容じゃないですか!

個人的にツボだったポイントを他機種との比較も交えて、備忘録がてら書いておきたいと思います。

■その価格! 最安399ドル(約4万4000円)!
まぁ最安モデルはSSDが64GBなんで完全に力不足ですけど、この価格は驚異的ですよね。
対抗馬として比較的安価なAYANEOは512GBで約10万円(デント)、Steam Deckは同じSSD容量でも649ドル(約7万1000円)とかなり割安です。
理想としては、安い64GBモデルを買って、自分で512GBか1TBのSSDに換装できればかなり割安ですよね…。


■独自のスリープ&復旧機能
Windowsではなく独自のSteamOSというのが最初は引っかかっていたんですが、よくよく読み込んでみると、SteamOSいいじゃん!と思えてきてます。中でも魅力的なのが、スリープ機能。スイッチとかでは普通に電源ボタン押してスリープして、またやりたいときにすぐに復旧できますけど、WindowsPCのGPD Win2とかは、ゲームによって結構不具合が起きて、クラッシュしたり、音声が出なかったりすることが多いんですよね。
Steam DeckではOSレベルで携帯機としての機能性を盛り込んでくれているようです。スキマ時間にちょこちょこプレイすることが多い身にとってはこれ地味に重要なんですよね…!


■サードパーティー製ランチャーやMODも使える!
これも、OSがWindowsではなく、SteamOSだと聞いてまず心配していた点ですが、「Windowsでできることはほぼ何でもできる」らしく、epicやUplayなどの他社ランチャーも使えるというのも素晴らしい。Epicは毎週無料でゲームを配布しているので、これだけでもかなり積みゲーがたくさんあるんですよね。過去にはGTAVやControlなどの人気タイトルも無料でDLできたので、これを使えるかどうかは大きい!
更にMOD導入も問題なくできるというのはポイント高すぎる!
MODとは、非公式で有志が作った修正パッチのようなもので、クラッシュ頻発するのを修正したり、日本語対応していないタイトルに日本語字幕を追加したり、といったかなりプレイの根幹に関わるものから、グラフィック向上、追加マップ、キャラの外観変更などなど、多岐にわたるのです。激ムズな「SEKIRO」の難易度を下げるMODなんてのもあって、これを導入して遊ぶのがSteamの醍醐味なんですよね。
【参考】
PCで実行できるものであれば、ほとんど何でもできる―「Steam Deck」はSteam以外のゲームランチャーにも対応!
Steam Deck世界初のハンズオンインプレッション(MOD導入可能との記載あり)

■操作系なども充実すぎる!
基本的な操作系は一通り揃っているうえに、背面に割り当て自由なボタンが4個、アナログスティックの表面にもタッチ機能があるらしく、どの他機種よりも自由度は高そうです。
さらにトラックパッドが左右にあるので、GPDではいちいち切り替えしていたマウス操作もシームレスにできるみたいですね。しかも触覚フィードバック付きらしい。
さらにジャイロもあってハプティック(振動フィードバック)もあるとは!
全方位過ぎる!

■7インチ液晶(環境光センサー付き)
Win3の5.5インチやWin2の6インチでは少し物足りなくて、ONEXPLAYERの8インチは大きすぎと思ってたので、7インチのAYANEOが携帯機としてはベストサイズなんじゃないかなぁと個人的には思ってました。Steam Deckはその7インチなんですよね。
さらに! 「環境光センサー」がついているということは、自動調光(自動明るさ調整)がついてるというですよね。GPD Win2もキーボードですぐに明るさ調整できるんですが、地味に面倒なんですよね。スマホで自動調光に慣れてるだけに。何という至れり尽くせりなヤツ!



と、まぁ上げ始めたらキリがないんですが、とにかくこの価格でこのテンコ盛り仕様は半端ないです。多分端末単体では赤字か良くてトントンなんではなかろうか? 
プラットフォーマーであるSteamだからこそできる、なりふり構わない攻めた仕様には興奮せざるを得ないですね。正直、GPDなどの競合他社は相当厳しくなると思いますけどどうなんでしょうか?
ユーザーとしては、これでさらに市場活性化して、リーズナブルで高性能な製品が溢れてくれると面白いんですけどね。

とにかく、SteamDeckが「買い」であることは間違いないですね。
敢えてマイナス要因を挙げるとすれば、669gという重さでしょうか? ちょっと重いですよね。
あとはソフトキーボードの使い勝手も気になります。

とりあえずウィッシュリストに追加しておきましたが、お金は何とか用意するとして、愛する奥様にバレずに受け取る方法を考えておかねば…。

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