GPD Win2液晶不具合の修理(液晶フレキケーブル交換)
少し前からGPD Win2の液晶が調子悪くて、プレイ中にザザッと縦線ノイズのようなものが走った後、ブラックアウトしてしまう症状が頻発。「あぁ、これが噂の液晶フレキシブルケーブル(フラットケーブル)断線かな…?」と思いつつも、画面を閉じてしばらくしてから開くと解消されていたりするので、だましだまし使い続けてました。
しかし、日を追うごとに頻度が高まっていき、しまいにはプレイに支障を来すほどになってきたので、あらかじめ購入してあった交換パーツにて修理することにしました。
ちょうどテレワークで若干暇だったのと、奥様が仕事で出かけてフリーダムだったので!
用意したのは「GPD製品用液晶ケーブル」。いつもお世話になっているデントオンラインショップで¥1,650でした。
作業は先達の皆さまの記録を参考にさせていただきました。
>>今回ガッツリ参考にしたのはこちら
交換に当たって困ったのが、この液晶背面に貼ったカーボン柄シール。
剥がすのももったいないので、カッターで切れ目を入れて分割してみました。
若干失敗したけど、パッと見わからないのでヨシとします。
それより、カバーのハメ込みが固くて、ピックが割れてしまった…w
(Third Cooling MODのオマケでもらったヤツだけど)
参考サイトを見ながら手順通りにバラして行きます。
保護テープを剥がしてケーブル取り外し。
ヒンジ部品外す。(起こすのめっちゃ固かった…)
そして噂の「なんでこんな巻いた状態で通してるの」という部分。
スパイラル状に巻いた状態で抜き取ります。
抜けました!
裏蓋を外して裏から作業します。
まず最初にバッテリーから来ている電源端子(ネジ2本)を外しておきます。ショートすると危ないので。
R1ボタン部分を固定しているネジ2本を外して…
取れました。
基盤部分にあるネジ1本も外してスイッチパーツも取り外すと、フレキケーブルを外せるようになりました。バッテリー端子近くに固定されていた端子部分を外すとこんな感じ。
フレキケーブル取れました。
かなり捻じれたクセが付いてるけど、見た感じ断線してるようには見えないなー。
新しいケーブルをクルクル捩じった状態でこの細い穴を通すんですが、これが非常にやりにくい! 無理するとケーブルをダメにしてしまいそうで緊張しました。
ピンセットが見つからなくて、洗面所にあった娘の毛抜きでやったのもイライラを増幅させました…。穴を通したケーブルを引っ張り出すのにピンセット必要です。
本体側にある細い隙間にフレキケーブルを通して、液晶を本体に組み込みます。
端子をセットしてストッパーで固定して、元通りに保護テープ貼り付け。
スイッチ類とかカバーを元通りに取り付けて完成!
カーボン柄シールの切れ目もよく見ないと分からないレベルです。
(良く見ると失敗して2重に切ってしまったところとかありますが…)
無事液晶も表示されました^^
作業時間はトイレ休憩挟んで40分位でした。
その後、プレイしている中ではブラックアウト症状は無いので、やはりフレキケーブル断線が原因だったと思われます。
摘出された旧フレキケーブルは一応保存しておきます。
万が一、ブラックアウトが再発した場合は、原因が他にあるかもしれないので…(単にモノを捨てられない貧乏性なだけですがw)。
こないだデントオンラインで、「GPD Win2用バッテリー生産終了」という情報が流れていたので、予備パーツとしてバッテリー、液晶ケーブル、ABXYボタン(ゴムパッド)あたりは揃えておこうかな…。
とにもかくにも、これでまたGPD Win2で快適にゲームできるようになりました。
積ゲーを粛々と崩していきます!
最新のWin3やらAYANEOやらは、まだまだお高くて手が出せないので、Win2は大事に延命しなければ…。次の最有力はSteam Deckかもしれないけど、なかなか日本での発売がリリースされないですねぇ…。