UMPC界に新たな勢力が参入か?と期待してしまうANBERNICのWindowsゲーミングマシンの噂が流れています。
アンバーニック社はこれまでLinuxやAndroidベースのゲーム機を発売してきて、1万円以下の小さい端末や1〜2万円台で比較的クオリティも高くてイジり甲斐のある仕様などがエミュレーターファンの方などに人気だったのですが、突然のWindowsゲーム機参入のニュースで驚きました。
写真を見たところ素材や作り込みなどからすると廉価帯のような気がします。Twitterではスペックは不明ですが「価格は$450」という噂も流れていましたので、比較的ロースペックで手頃な価格帯で攻めてくるのかもしれませんね。
最近のUMPCはハイスペック競争とともに高価格化してきていたので、あらたなカテゴリの選択肢が増えるのだとしたら面白くなると思います。続報に期待!
【Switchよりも軽い?今後登場の注目株③】AYANEO AIR
ノリにノッてるAYANEO社が軽さを期待させる連続Tweetで注目を集めていたAYANEO AIRが2022年5月に遂に発表されました。
最終的な重量などの詳細は未発表ですが、これまでのUMPCの中でも突出して軽くて小さいのは間違いなさそう。しかも「価格も期待しとけよ!」というようなアピールもしているようなので、それなりにお安そう。有機EL搭載らしいけど画面サイズは予測で5インチ程度と少し小さめ。
性能もそこまでハイスペックではなさそうだけど、携帯性は抜群に良さそうなので、コレはコレでとても気になる存在です。
>>PCwatchさん紹介記事
【GPDWIN3潰しか?今後登場の注目株④】AYANEO SLIDE
上記AYANEO AIRと同時に突如予告もなく発表されたスライド式キーボード付きモデル!
似た仕様のGPDWIN3の対抗馬になりそうですが、最新機種だけにRyzen7 6800U搭載とのことで性能はこちらの方が優位。キーボードもボタン一つ一つが独立していて押しやすそうなのと、ジョイスティックが窪んでいるので、出っ張りも少なそうなのも持ち運びするのに良さそう感じです。
キーボード必須勢には堪らないUMPCですねぇ…
>>4Gamerさん紹介記事
【次世代旗艦モデル?今後登場の注目株⑤】AYANEO2
こちらも突然発表された、これまでのAYANEOを順当進化させた感じの最新モデル。
AYANEO SLIDE同様にRyzen7 6800U搭載ということで、性能は申し分なさそうだけど、デザインは個人的好みとしては、これまでのラインの方が好きだったかな…w
こちらも詳細は未発表。
それにしても一気にラインナップ増やしてきましたねぇ。このへんの開発スピードは素晴らしいけど、新製品発売前に次のモデルを発表するのはいかがなものか…?と思ってしまいますw
>>4Gamerさん紹介記事
【クラムシェル最強か?今後登場の注目株⑥】GPD WIN MAX2
AYANEO攻勢にGPDも負けていません^^
なんと言ってもこの狭額ベゼル10.1インチに大画面化!しかも前モデルから、サイズ感はそのままに薄型化しているという、詰め込んだ感が素晴らしい!!
ジョイスティックを隠せたり、WIN2のようにSSDを簡単に拡張できたりするのも「分かってるな!」という感じです。
インテル版とAMD版両方用意されて、メモリも16GBと32GBで選べるようです。
個人的にはコレ一番欲しいなぁ…。まぁ多分お高くて手を出せないでしょうけど…
>>天空さん紹介記事
【一世代前だけど十分戦える】GPD WIN2
>>GPDWIN2製品紹介ページ(天空)
私がはじめて買ったUMPCなのでこれも入れておかないと…^^;
3DSと同じくらいの筐体サイズに、ほぼPS3レベルのスペックが詰め込まれていて、いつでもGTAVやバイオ7などもプレイできてしまう、当時としては夢のような端末でした。
最新機種に比べるとやや見劣りする感は否めません(当たり前)が、この携帯性に対してのスペックの高さは他にはなく、最新AAAタイトルをプレイするのでなければ今でも十分通用すると思います。クラムシェルでキーボード付きなのもポイント高い。
中古市場でだいぶ価格もこなれてきて更にコスパも良くなってきました。
【WIIN2以上、WIN3未満】GPD WIN MAX
>>製品情報ページ(天空)
上記の2021年版が最新モデルですが、2020年に発売された最初のWIN MAXもまだ入手可能です。
WIN2を大幅に上回るスペックで大画面&クラムシェルタイプなのが魅力的でしたが、当時は少し高かった。一世代前のCPUですが今でも十分通用するスペックだし、少し安くなってきてるので買いかも。
【GPD初代ゲーミングUMPC】GPD WIN
>>製品情報ページ(LINKS) 【終息】って…w
ゲーミングUMPCの礎を造ったと言っても過言ではない、エポックメイキングな1台。
5.5インチのWindows10搭載クラムシェルで重さは驚異の365g!Switchより軽い!
流石に今となっては心もとないスペックだけど、2Dアクションとかアドベンチャーとかなら全然イケると思います。クラウドゲーム用端末としては最高かもしれない…
【コントローラー着脱可能】One GX1 Pro
>>One GX1 Pro製品情報ページ
私がUMPCを買おうとしてGPDWIN2などを物色していたときに、最もハイスペックで魅力的な製品だったのが、このOneGX1proでした。スペックは当時としては最強で、コントローラーの取り外しも可能なので普通のモバイルPCとしても使えるしクラムシェルなので安心感も…。ただ、とにかく高かった! 当時で20万位してた気がします。
ゲーミングUMPCにしては珍しくSIMスロットも付いてます。
今でも通用するスペックではあるんですが、他の最新機種の方が安くてCPU性能なども良くなってきていることもあってすっかり影が薄くなってますね^^;
値段がこなれてきたら買いかもれないですが、あんまり値下げしてないんですよね〜。
【少し廉価なコントローラー脱着タイプ】One GX1
>>メーカー製品情報ページ
同Pro版より前に発売されていたコントローラー脱着可能タイプで少し安い。
コントローラーを外せば普通のPCのフリができるので、仕事用とごまかせるかもw
Proが出るまでは当時一番のハイスペックだった気がします(GPDWIN2より高スペック!)。
最新機種ほどではないけどメモリ16GB版もあるし今でも十分イケると思います。
価格も少しこなれてきてるようです。
ということで、現時点での選択肢などを、ざっくりとした特長&分類とともに紹介させていただきました。
本格的なデスクトップのゲーミングPCに比べると、携帯サイズなため当然スペックは限定されますが、この小さな筐体に可能な限りのスペックが詰め込まれているという「ロマン」がUMPCの最大の魅力だと思ってます。
機種によって画面や筐体サイズ、機能性など、そのバランスが様々なので自分のプレイスタイルや重視するポイントを踏まえて選ぶと良いと思います!
安くない買い物なので、じっくり見極めましょう!
最後にTwitterでdtcyyさんが、非常にわかりやすい各種UMPC等のサイズ比較画像を投稿されていたので参考に引用させていただきます!
SteamDeckのデカさとGPDWIN3の小ささが際立ちますね〜